メタルマスク洗浄においての確認ポイント
最適な洗浄剤・洗浄方法を選択することで洗浄性や作業効率の向上はもちろん、
ランニングコストの削減や作業者の安全、環境面にも配慮した洗浄の実施が可能となります。
今一度ご確認ください。
お問い合わせ
✓洗浄方法
洗浄枚数・開口部・ペーストの種類等を考慮し、
最も適切なものを選択できているか確認

メリット | デメリット | 洗浄枚数目安 | |
---|---|---|---|
手拭き |
|
|
1~5枚 / 日 |
手動 超音波 |
|
|
5~10枚 / 日 |
自動 超音波 |
|
|
5枚 / 日以上 |
スプレー |
|
|
5枚 / 日以上 |
【解説動画】メタルマスク洗浄方法
ℓ単位だけでなく、1年スパンで全体的なコスト
(洗浄液消費量・揮発量・廃棄費用)を考慮できているか確認
実績例コンタミをフィルター除去することが可能なため、面倒な液交換はほぼ不要です。
液の継ぎ足しただけでOKなので、定期的な液交換メンテナンスの作業も削減され、洗浄剤費用・人件費を削減することができます。

【実績例】溶剤⇒ゼストロン水系洗浄剤へ切替
洗浄方法:スプレー、はんだペースト:鉛フリー
洗浄剤消費コスト:約6割削減、洗浄剤消費量:約9割削減
※1版あたり洗浄剤原液にて
▼ランニング時のイメージ

※フラックスの種類や洗浄装置、メタルマスクによってランニングコストや作業が変わりますので、詳しくは弊社までお問い合わせください。
✓洗浄性
不良品を出さないためにも本当に洗浄が出来ているか確認

メタルマスク開口部の狭小化や鉛フリーはんだの使用などで今までとは洗浄難度が異なっています。
鉛フリーはんだの場合、化学的に溶解洗浄が難しい物質が含まれていることが多いため、IPAなどの溶剤では溶解しきれなかった物質が開口部に残留してしまうケースもあります。
これが原因となり、マスク開口の目詰まりや印刷はんだ不足というトラブルに繋がります。
ゼストロンのMPC®テクノロジーではそのような物質をより溶解しやすく、
また溶けきれなくなったものを”剥がす”洗浄を可能にしました。

手拭きにも対応!
今お使いの溶剤から代替可能です。
メタルマスク洗浄剤(VIGON® SC 200) 含浸済のワイプもご用意しております。
VOC・引火点・法令・臭気等、人的負荷や環境負荷を確認
洗浄剤 | 引火点 | 適用法令 |
---|---|---|
ゼストロン洗浄剤 VIGON® SC 200 |
なし | 該当なし |
ゼストロン洗浄剤 VIGON® SC 210 |
なし | 該当なし |
IPA | 11.7℃ |
消防法:第4類 アルコール類 |
IPA等の引火性がある洗浄剤を使用する際は、消防法・有機則該当により保管場所の制約等や、有機溶剤作業者主任者の専任、環境設備、保護具使用などの縛りがあるため、人的・環境負荷の他にもコストや手間がかかります。
⇒ゼストロンの洗浄剤は引火点がないため、溶剤からの代替に最適!
また、下記2種のゼストロン洗浄剤は低VOC、低臭気で
作業者の安全・環境に配慮しています。
ゼストロンにお問い合わせください
ゼストロンでは、作業環境・はんだペーストの種類等を考慮した、
お客様に最適な洗浄プロセスの提供をお手伝いいたします。
『本当に今の方法でよいのか』『再検討したい』等、
メタルマスク洗浄に疑問やお悩みをお持ちでしたらお気軽にお問い合わせください。