ミクロオーダーまでプロセスを分析します清浄度分析
ゼストロンの分析センターでは、様々な分析試験方法活用し、最新IPC規格、MILまたはJ-STD等の国際基準に準拠して、洗浄プロセス全体をテストすることができます。
ご提供可能なプロセスは、視覚的、化学的および物理的な試験方法となります。洗浄後のパワーモジュール、プリント基板、メタルマスク、治具等の洗浄対象物だけでなく、洗浄液自体の品質も様々な技術を用いて分析することができます。
ご提供内容
-
J-STD-001Eに準拠した表面清浄度を認定する分析方法
-
詳細に記述された技術レポート
-
フラックス残渣により起こり得る不具合の原因調査や課題解決 / 最適化のためのご提案
分析方法
-
最大倍率2500倍の光学デジタル顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた高解像度表面分析
-
微小物の分析ができるSEM-EDS
-
有機物残渣の詳細な起因分析する FT-IR
-
プロセスの検証とリスク評価ができるイオンクロマトグラフィー
-
清浄度を測定できるイオンコンタミネーション試験
-
洗浄後のフラックス残渣を呈色により可視化する簡易キットZESTRON® Flux Test
-
目視によるレジン系残渣の分布を識別するZESTRON® Resin Test
-
プリント基板のコーティングの欠陥を検出するZESTRON® Coating Layer Test
特徴
-
ISO 9455-18:2024に準拠可能な清浄度分析技術
-
内部および外部監査のため、プロセス保証を検証する標準分析法
-
洗浄液の品質と問題の早期発見を個別にモニタリングするパラメーター
-
優れた洗浄液品質により、継続的に安全で安定した洗浄プロセスを実現


IPC-TM 650に準拠し、基板上のイオン残渣(アニオン、カチオン、及び有機酸)を測定

基板上の有機物残渣を測定し、残留物質がフラックスによるものなのか、洗浄液等の残留による影響かなどの詳細な起因分析

80倍の光学顕微鏡または最大倍率2500倍のデジタル顕微鏡を用いた基板の高解像度表面分析
洗浄液分析
洗浄液分析は洗浄液寿命を最大化し、プロセス全体のコストを削減するのに役立ちます。
ご提供内容
-
ISO規格の標準分析法を使用した分析
-
グラフと管理限界を記載したテクニカルレポート
-
お客様のアプリケーション専用の液管理パラメーター
-
固形物の測定
-
pH値測定(DIN19268による)
-
電気伝導度測定(DIN-EN27888による)
-
濃度測定
-
ガスクロマトグラフィー(GC)分析
-
外部機関の協力を得て追加の物理的、化学的試験
洗浄液管理の利点
- 洗浄槽の安定した品質レベルがもたらす一貫した洗浄プロセス
- 不要な液交換を減らすことによるコスト削減
- 液の交換遅延でもたらされる洗浄品質悪化の回避
- 工程管理追跡調査による洗浄濃度のデータ集積

分析センターのVRツアー
洗浄から清浄度分析までワンストップで
洗浄を検討するにあたって、洗浄剤だけでは完結しません。
弊社は洗浄剤メーカーではありますが、ワークに適した洗浄方式を選択するこ と、そして洗浄後の分析も重要と考えています。
そのため、洗浄剤のご提案だけでなく、洗浄方式の選定、清浄度分析もサポー トさせていただきます。