水系洗浄剤とは?
水系洗浄剤においては、アルコールとの混合溶液や、炭化水素とのブレンドなど、多種多様の洗浄剤が生み出されています。
有機溶剤削減の実情と水系洗浄剤の可能性について解説した技術資料も参考にご覧ください。
水系洗浄剤とは
洗浄剤は大きく分類すると「溶剤系」「準水系」「水系」に分別されます。
ゼストロンでは、「水系洗浄剤」を水が主成分を占めるものと定義しています。
近年は、溶剤系洗浄剤の使用を削減する動きがあります。
【洗浄剤の種類 】
水系洗浄剤 ... 水が主成分を占める洗浄剤
準水系洗浄剤 ... 水の含有率が約50%の洗浄剤
溶剤系洗浄剤 ... 有機溶媒が主体の洗浄剤

水系洗浄剤の導入にあたって気を付けるべきポイント
水系洗浄剤の導入の際は、洗浄剤内の水成分比を確認することを推奨いたします。
「水系洗浄剤」と呼称されている製品の中には、有機溶剤に対し若干量の水を添加した製品(例:水が10%ほどの添加)であっても水系洗浄剤と呼称するものもあります。
仮に水以外の化学物質は全て大なり小なり危険なものを考えると、その絶対量を減らすことで、安全性を高めることができます。

ゼストロン水系洗浄剤の特徴
ゼストロンでは、「水系洗浄剤」を水が主成分を占めるものと定義しています。
また、水以外の化学物質もより安全性の高いものを使用しております。
洗浄性を担保しながら、できるだけ化学物質の少ない洗浄剤を目指しております。
※RoHS 1,2&3, WEEEE, GHS / CLP及びREACHに準拠し、SVHCまたはS.I.Nの物質は一切含まれておりません。
- 引火性なし
もし水成分の割合が少なくなってしまっても、不燃性・安全性が高いものを原料としているため、引火する危険がありません。 - 独自の洗浄剤テクノロジーにより優れた洗浄性
MPC®やHYDRON®、FAST®テクノロジーなどの技術を開発しました。
ゼストロン洗浄剤テクノロジー - VOC含有量が非常に低い
作業者や貯蔵庫の安全性を高めるだけでなく、環境にも優しい点です。 - 様々な洗浄装置(スプレーや超音波など)の選択が可能
角洗浄装置に対応した洗浄剤がラインナップされており、最適な洗浄剤の選択が可能です。

洗浄から清浄度分析までワンストップで
洗浄を検討するにあたって、洗浄剤だけでは完結しません。
弊社は洗浄剤メーカーではありますが、ワークに適した洗浄方式を選択するこ と、そして洗浄後の分析も重要と考えています。
そのため、洗浄剤のご提案だけでなく、洗浄方式の選定、清浄度分析もサポー トさせていただきます。