イオンクロマトグラフィー(IC)で分かること
- 塩化物、硫酸塩、硝酸塩などのアニオン分析
- ナトリウム、カリウムなどのカチオン分析
- 有機酸などの弱有機酸分析
- 各イオンの濃度分布
- イオン残渣の発生原因の推定
イオンコンタミ分析(ROSE Test)との違いは?
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イオンクロマトグラフィーの主な用途
・プリント基板上のイオン残渣(アニオン・カチオン・有機酸)の詳細分析
・はんだ付け後の基板清浄度評価
・洗浄工程後やコーティング・ボンディング前の表面状態の確認
・リーク電流、ケミカルマイグレーション、銅腐食などの潜在リスク評価
・定期的なサンプル分析による品質管理 -
測定対象物
プリント基板(PCB)、DCB、液体サンプルなど
抽出槽対応可能最大サイズ:250 mm(縦)x 115mm(横) x 110 mm(高さ) -
規格
ゼストロンジャパン測定規格;IPC-TM-650 2.3.28
※IPC規格以外のものをご希望の場合はご相談ください。 -
使用装置
940IC Vario (Metrohm)
測定方法
イオンクロマトグラフィーは、水溶液試料中に含まれるイオン種成分をカラムを用いて分離し、検出器にて各イオン種成分を検出する分析手法となっています。よって各イオン種に応じた定性・定量的分析が可能です。
測定結果例
測定イオン種
アニオン:
フッ化物 (F) 塩化物 (Cl) 亜硝酸 (NO2) 臭化物 (Br) 硝酸(NO3) リン酸 (PO4) 硫酸 (SO4)
有機酸:
ギ酸 酢酸 メタン-1-スルホン酸(MSA) リンゴ酸 コハク酸 グルタル酸 アジピン酸
カチオン:
リチウム (Li) ナトリウム(Na) アンモニウム(NH4) カリウム (K) カルシウム (Ca) マグネシウム (Mg)
神奈川県にあるゼストロンの分析センターには、マイクロスコープ、FT-IR、イオンクロマトグラフィー、SEM-EDXなどの観察/分析装置があり、トレーニングを受けた専任のスタッフが、洗浄後の清浄度評価や、洗浄後に不具合が起きている場合の原因分析などをお手伝いいたします。
また、必要に応じて分析結果をおまとめしたレポートを提出し、分析結果を踏まえた洗浄プロセスの最適化・構築もご提案いたします。分析に関して、何かお困り事がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
分析内容がまだ固まっていなくても問題ありません。
現状のお困りごとや気になっている点をもとに、適した分析方法や進め方をご提案します。
「何が付着しているか分からない」「原因をどこから調べればよいか分からない」といった段階でも、お気軽にご相談ください。