5Gにまつわる技術課題例

様々な業界にインパクトを与えると言われている『5G』 
5Gの開発担当企業に開発の裏側を聞いてみました
技術資料「5Gにおけるフラックス洗浄の課題」にも詳細を記載しておりますので、参考にご覧ください。

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注目されている5Gの課題とは

新型コロナにより、さらに注目されている「5G」。

日本では2020 年春から商用サービスがスタートしており、携帯電話だけでなく、自動車、産業機器、医療などの様々な分野において、インパクトを与えると言われています。

4Gよりさらに進化した技術ということで、その技術開発には多くの課題があったことが容易に想像できます。
そんな裏側が気になり、5G の開発企業に話を聞いてみました。

ゼストロン担当者

5Gってすごいですよね!

5G開発企業

そうですね。
5Gは高速、大容量、低遅延などの特徴があり、例えば、4Gだと2時間の映画をダウンロードするのに、
約5分かかっていたところが、5Gだと約3秒でダウンロードできてしまうのです。

すごい技術ですね…!
ちなみにそんなすごい技術ですと、やはり開発も大変なんでしょうか?

そうなんです…
私たちにも様々な課題がありました。
例えば、実装後に5G関連のワークの中には洗浄しないと、
不具合を起こすケースがあることが分かりました。

5G開発における課題例
 


ワークの発熱

高速かつ大容量で情報処理をするので、発熱量が上がります。
もし発熱している部品下などに残渣があると、不具合の原因になる可能性があります。

 

 


ワークの重さ・材質・形状

ワークの重さや材質、形状によって固有振動数が変わります。
固有振動数は、周波数を左右するため、もしワークに残渣があると、固有振動数が上手く制御できず、誤作動が起きてしまう可能性があります。


※上記はイメージです

あくまでこれらの課題は一例ですが…
今回の場合、部品を保護しながら、残渣をしっかり洗浄することが難しいですね。
ある洗浄剤で洗浄したら、残渣が残ってしまったりもしましてね…

それは大変ですね。
通常、残渣はマイグレーションの危険性を高める要因にもなりますし、
5Gの場合はさらに気を付けなければいけないポイントがあるのですね。




次回は、この課題をどう解決したのか?お伝えします!


5G 技術課題の解決策

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スプレー方式と水系洗浄剤を用いた洗浄を推奨しましたが、コーティングを行えば洗浄する必要はないのではないか?という疑問が出てきました。 上記を踏まえた上で、フラックス残渣をなぜ洗浄しなくてはいけないのか?についてお伝えいたします。 技術資料「5Gにおけるフラックス洗浄の課題」にも詳細を記載しておりますので、参考にご覧ください。

5G における洗浄の必要性

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弊社は洗浄剤メーカーではありますが、ワークに適した洗浄方式を選択するこ と、そして洗浄後の分析も重要と考えています。

そのため、洗浄剤のご提案だけでなく、洗浄方式の選定、清浄度分析もサポー トさせていただきます。

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